【Primal Scream/RIOT CITY BLUES】ディスクレビュー
今日は、少し早起きをしたから、出勤前にHMVに寄った。
プライマルスクリームが新譜をリリースしていたのを忘れていた。聴かなくちゃ。 HMVに入る。 するとCourner shopの曲が知らないリミックスでかかっていた。 店員さんに聞くとFatboy slimリミックスだという。すかさず試聴。 近くにYUIの新譜を発見。タイヨウのうたの主題歌がリリースされていた。 Courner shopに興味を持った手前試聴しに行きにくいったらあーりゃしない(刑事貴族の水谷豊風)。 とりあえず我慢してプライマルの試聴へ。3曲聴いて購入ケテーイ。 プライマルの新譜の下に、隠すようにしてYUIの新譜も滑り込ませる。 中学生がエロ本買うときみたいで恥ずかしかった。 以下、rockin'on風ディスクレビュー。 【Primal Scream/RIOT CITY BLUES】ディスクレビュー プライマルが帰ってきた。乾いたロックンロールを鳴らしながら。 聴いた瞬間そう思った。 1曲目「country girl」と2曲目の「nitty gritty」はミック・ジャガーが腰をくゆらせながら唄う姿、3曲目「suicide Sally&Johnny guitar」にはベンジーのイノセンスを、4曲目には同じくブランキーの焦燥感を見たのだった。 「give out,but,don't give up」以降、デジロックとも揶揄される方向に進んでいったボビー・ギレスピー。 「The bends」以降、さらに暗い闇の、ロックの深淵に身を投じていったトム・E・ヨーク。 当時僕は彼らについていけなかった。置いてかれるような感じすらしたものだ。 確かに、彼らはそれ以降の作品で商業的にも成功を収め、絶大な支持を得ていったのだが、僕はそれに嫌悪し嫉妬した。 ちゃんと耳を傾けることが出来ない時代があった。彼らは変わったと。 そう思った人間も少なくないであろうこの過程の後、今作をドロップした彼らに原点回帰の意識はないだろう。 進化しているのだから。 全曲を繰り返し聴いて、冒頭の考えは覆される。 きっと帰ってきたつもりは彼らには無い。 でもやっぱり、「cry myself blind」で、 「泣いて 泣いて 泣いて 僕は目が見えなくなるほど泣き続ける」 と唄った頃のボビー・ギレスピーが帰ってきた。 そう思わずにはいられない。 Riot City Blues Primal Scream / Sony International スコア選択: ★★★★
by ysk-journalintime
| 2006-06-15 00:01
| 音楽
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モンジャーナルアンティーム。文章書くのメンドイから近頃写真ブログです。
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